コラム
COLUMN
2026.09.25
日々のつぶやき
田口ランディさんのクリエイティブライティングの講座に参加して
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先日、作家の田口ランディさんのクリエイティブライティングの講座に参加してきた。
いつも直感で申し込み、講座の前日になり「あれっ?私なんで申し込んのだったっけ?」と緊張してしまう。確か、「見えない世界とみえる世界を繋げる言葉を求めて」と事前アンケートに書いた記憶もうっすらとある。
とりあえず、行くしかない!
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湯河原の湯治宿かふねさんにて、ランディさんと6名の参加者の方達とのナイトセッションから始まった、1泊2日のライティング講座。
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いやあ濃かった。
でも、行って良かった。
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ランディさんのお部屋に飾ってある小物達はどれも不思議で、懐かしくて、そしてちょとワケワカメだったりするけれど、それら全てに意思と魂が宿っている気がした。
「気になるのあったら、近くまで持っていって書いてね」と言われて、私が直感で選んだのは、小さなアロマの小瓶と石。そして私の好きなお洋服作家さんの服についていそうな、焼き物のボタンの入ったアルミ缶。
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私らしいなと思った。
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一番最初に書く文章も、選んだ小物も全て潜在意識からやってくるものと言われて、とりあえず原稿用紙に手書きで書き始めた。
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20分位書いたところで、みんなでそれぞれ自分の文章を読み上げた。
それから、1人1人にランディさんからのアドバイスというか、質問タイム。
私の書いた文章を読んで、「風の文章ね。ふわふわしている」とバッサリ。
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でも、私の文章の奥に潜む何かをキャッチしてくれて、私自身の体験を引き出してくれた。
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「今まで書いた文章は、一旦忘れてその部分から書いて!」と言われて「えっ、今書いた文章全部なしですか?」と戸惑ったが、「そう!でも必ず戻ってくるから!」という言葉を信じて言われた通りに書き始めた。
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そうしたら、文章を書く手が止まらなくなった。
涙が出てきた。
「今朝までこんなこと書くとは全く予想だにしていなかったのに」
でも、止まらなかった。
私は書いて、書いて、書いた。
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それは母のことだった。
そして、書き終わる頃にはたと気がついた。
直前まで忙しかったのと、クリエイティブライティングに参加することに緊張しすぎて忘れていたが、その日、9/5は母の誕生日だった。
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「お母さん、書いて欲しかったんだね」と言われてまた涙した。
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他の参加者の皆さんの文章も、ランディさんに引き出しを開かれる毎に、言葉が力強く、聴き手の心に入ってくる。時には痛い位に言葉が刺さり、他人の文章にも涙する。そして文章がどんどん面白くなっていく。
その、過程がなんともあっぱれだった。
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あっと言う間に時は過ぎて解散の時がやってきた。
みんな、それぞれの感情と体験を持って生きている。
でもだからこそ、人って優しくて、強くて、泥臭くて複雑で。そんな実感のあるものが言葉になった時、なんか「みんな大好きだよ」ってぎゅって抱きしめたかった。
ご一緒してくださった皆さんありがとうございました。
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そして、私はランディさんの距離感がとてつもなく心地良かった。
風のような軽さと、可愛さ。
頂いた飲み物、食べ物、場所の空気感全てに宿っていたさりげない心使い。
本当にありがとうございました。
みえる世界と見えない世界を繋ぐヒントが見つかった気がします!


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