アフリカ工房のこだわり

PURE SHEA BUTTER

ガーナ自社農園から自社化粧品製造まで、一貫した生産体制で新鮮かつ安心なシアバターをお届けします

種へのこだわりが
良質なシアバターを生む

一回目の種は栄養たっぷり!

シアの木は年に2回実をつけます。栄養分をより豊富に蓄えた1回目にとれる種でシアバターを作ります。

良質な種の選別

手仕事による丁寧な種の選別作業(黒ずんだ種を取り除く)を通して良質な種のみを使っています。

  • 種の選別の様子

  • 左:良い種 / 右:悪い種

新鮮で安心安全な
シアバターへのこだわり

空輸で新鮮

現地で製造後、空輸にて1週間ほどで日本に原料が届きます。新鮮なシアバターをお手元にお届けするために小ロットで年2~3回に分けて、その都度作り立てのシアバターを輸入しています。

化学的検査にて安全を確認

自社及び日本食品分析センターにて化学的検査を行い、基準に合格した原料のみを使用します。(過酸化物価(POV)、チオバルビツール酸化(TBA)、重金属類、細菌検査、色・香りの官能試験、加速劣化試験などの検査を行っています。)

  • 加速劣化試験の様子

動物実験は行いません

生産者にも優しく、お肌にも優しく、地球にも優しい化粧品でありたい。だから、動物実験は行いません。

低温殺菌による安心品質

製造に使用する器具は、消毒殺菌庫にて殺菌を行った上使用しています。シアバターは、油脂専用フィルターにて不純物を取り除き、品質を損なわない温度60℃で1時間の低温殺菌を行っています。

化粧品基準をクリアした商品を
お届けします

自社化粧品製造所にて製造後、化粧品基準をクリアした商品として、お客様のもとへお届けします。
(化粧品製造業許可:23CZ200200 / 化粧品製造販売業許可:23C0X10112)

使用期限を明記、
それがナチュラルな証

通常化粧品は3年以上持つことを前提に、酸化防止剤や防腐剤などを配合した商品設計になっています。使用期限が3年未満のものは、使用期限を明記するように薬機法にて義務づけられているからです。アフリカ工房では、合成の酸化防止剤や防腐剤などを一切使用していないため、安心してご使用いただけるよう使用期限を設け、商品に明記しています。

生産者へのフィードバックで
品質向上

届いたシアバターの色、香り、そして品質検査の結果を毎回生産者一人ひとりにフィードバックしています。生産者も毎回楽しみにしていて、品質向上、自信へとつながります。商品のロット番号から、ガーナ ズオ村の生産者までトレースできる顔が見えるシアバターなんですよ。

自社農園保有で
シアの木を守り、
自然と伝統を未来へつなぐ。

はじめてガーナ北部ズオ村と出会ったのは2001年のことでした。ゆっくりと流れる時間のなか、自然とともに生きる彼らの生き方からたくさんのことを学んできました。

そして、月日が経ち、ガーナ国内の経済発展が進むとともに、近代化の波もガーナ北部へと否応なくやってきました。その結果、人々の価値観も少しずつ近代化され、シアの木が生い茂る土地も自然の恵みを与えてくれる豊かな土地から、お金にかわる単なるモノへと変わってきています。

土地が現金にかわることを学んだ酋長たちは、土地を切り売りして現金を手に入れることを選択し始めました。もちろん、経済発展をすべて否定しているわけではなく、彼らがそれを望むのも当然のことです。

しかし、子ども時代、高度経済成長の恩恵とともに多くの大切なものを失っていく日本の姿を見てきた私たちにとっては見過ごせない出来事でした。

失ってから気づく大切なものがある。

そんなことに気付いている村人たちから「シアの木のなる豊な土地を守ってほしい。」と懇願されました。数年悩んだ末、自分たちの事業のことも当然考えましたが、10年後・20年後に「シアの木が生い茂る土地を残しておいてよかった」とガーナの人たちが思えるよう、自社農園として5エーカー(約6,000坪)のシアの木がなる土地を購入することを決意しました。

アフリカ工房では、これから先の未来にもずっとシアの木が守られ、豊かな自然とともにシアバター作りという女性たちの伝統的な手仕事が受け継がれていくことを願っています。