コラム

COLUMN

2026.06.16

日々のつぶやき

【卵巻き職人とシアバター職人の大蔵さん  〜手仕事を通して考えるガーナのシアバター産業の行方〜】

シアバター職人の大蔵さんは、卵巻き職人だとも思う。
娘のお弁当の卵巻きだけは、彼の担当。
そりゃ私だってね、この小さいテフロン加工のフライパンだったら、一応は卵巻きの形になる。
でも、愛知県鋳物産業の誇る、バーミキュラのフライパンでこの卵巻きを作るのはあきらめた。
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火加減が難しい。
なぜか上手く巻けない。
「このフライパンが絶対ほしい!」と言って購入したのは私なんだけどね。
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あと、もう一つ、このフライパンで餃子を焼くとパリッジュワッと最高に美味しいんだけど、私がやると悲惨なことになる。
彼が焼くとパーフェクトな餃子ができる。
この差はなんなんだ?
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私達夫婦は、同い年で誕生日が10日違い。
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2人とも職人の星と言われている牡牛座に、「好き!」を象徴する金星と可能性を広げる木星がある。
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違うのは彼の太陽はコツコツと諦めない牡牛座。
私は好奇心旺盛な、ある意味あきっぽい双子座。
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職人さんの作ったものが大好きだけど、私は職人にはなりきれないないんだな。
だから、その好きを人に伝えるのが双子座の私の役目だと思っている。
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20代のころ、ある会社で「手仕事の温もり」という企画を立ちあげ、職人さんの作品を販売していた。
全国の職人さんに取材に行き、仕入れさせていただいて。楽しかったなあ。
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「アフリカ工房」という名前は、私の手仕事への憧れからつけた。
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話はガーナの手仕事、シアバター事情に飛ぶ。
今北部のシアナッツは、サステナブルの名の元に、大手企業がどんどん参入して、買い占められている。
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そして、国策としても、近隣の製造工場で、均一化したシアバターを海外に輸出しようという流れに向かっているようだ。
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手作りで質の良いシアバターを作ってきたズオ村のような人達は、今後どうなっていくのだろう。
何が正しいとか、間違っているとかではなく、
「どの視点からみるか」によって、フェアトレードも、サステナブルも捉え方が変わってくる。
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この先のことはどうなるかわからないが、できることを私達もやっていきたい。
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そうそう、父の作った卵巻き「うまっ!」といいながらつまんでいった娘。
「曲げわっぱのお弁当箱がほしい!」というので、買ってあげたら、「ご飯が美味しくなった!」という。
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曲げわっぱのお弁当箱に詰めると、大したおかずじゃなくてもなぜか、美味しそうに見える気がするので、私は気にいっている。
生活工芸品にはそんな力があると思う。

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