コラム

COLUMN

2025.11.21

イベント セッション

あなた の「得意な感覚」はどれですか?

●感覚って、人によって本当に違う

今日は感覚についてのお話しです。

先日、ある方からこんな言葉をいただきました。

「私、香りってあまりよくわからないんです。」

実際に香りをかいでいただいても、違いがあまりピンときていないようでした。

でも、その方は音楽が大好きで、音にはすごく敏感なのだそうです。

そのとき私は改めて思いました。

感覚にも“得意・不得意”があるんだな、と。

●あなたはどの感覚が得意ですか?

私自身は嗅覚と聴覚が得意です。
小さい頃からピアノを習っていたこともあり、音がすべてドレミで聞こえます。

反対に、視覚はあまり得意ではありません。
特に空間認知能力は苦手で、地図も読めません。(笑)

そして、家族を見ていてもやっぱり個性がはっきりあります。

長女:視覚優位
小さい頃から模写が得意で、英単語も“形”で覚えられるそうです。

次女:聴覚優位
メロディーを聴くとすぐにピアノで弾き、語学の吸収も早いタイプです。

:体感覚にとても敏感。
香りだけでなく、電磁波にも反応します。
英単語も“書いて身体で覚える”タイプだったそう。

本当に、人それぞれ違っています。

●シュタイナーの“12感覚”

ルドルフ・シュタイナーという思想家は、人間には一般的な五感以外に、

・自我感覚

・思考感覚

・言語感覚

・熱感覚

・平衡感覚

・生命感覚

などを含む 12の感覚があると言いました。

簡単に言えば、私たちは五感以上の、魂ともつながる深い感覚を持っている存在という考え方です。

●占星術にも12感覚がリンクしている

実は占星術の12星座にも、それぞれ対応する感覚があります。

牡牛座は一般的には「五感が得意な星座」と言われていますが、シュタイナーの12感覚では “思考感覚” に割り当てられています。

私は以前、この違いにずっと違和感を持っていました。

「五感が強い牡牛座なのに、なぜ“思考感覚”?
感じることと考えることは違うよね?」

●でも、あるとき“すっと”わかりました

その答えは、私たちの“思考”の成り立ちにあるのかもしれません。

古代の人々は、現代のように情報やテクノロジーに囲まれていませんでした。

自然と共に暮らし、日常のあらゆるものを“感じながら”生きていたはずです。

だからこそ、アリストテレスやプラトンのような哲学者の“思考”は、
まずは 豊かな感覚体験 から始まったのではないでしょうか。

感じる → 深く考える → 哲学が生まれる

この流れが、古代の人々にとって自然だったのだと思います。

その意味で、牡牛座=思考感覚という組み合わせも、すっと腑に落ちたのです。

●そして気づいたもう一つのこと

それは私たちは「感覚」を通して内なる世界へつながることができる
ということ。

夫は瞑想インストラクターの資格を持っていますが、深い瞑想に入るには“ただ座るだけ”では難しく、

・呼吸を感じる

・音に耳を澄ます

・身体の部分ごとに意識を向ける

・運動後の身体感覚を味わう

など、感覚にフォーカスすることが入口になるとよく話しています。

そしてこれらも人によって得意が違うんですよね。

●まずは、日常の中の“小さな感覚”から

忙しい毎日の中で、少しだけ立ち止まってみませんか?

・風を感じる

・雨の香りを味わう

・触れ合うことで手で感じる

・温かさや冷たさを意識する

・鳥の声などの音に耳を澄ませる

自分の得意な感覚に気づくと、その先に 内側から湧きあがる直感や思考 が自然と生まれてきます。

感覚を通して、あなたの“内なる世界”ともっと仲良くなれますように。

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