コラム
COLUMN
2024.05.16
ガーナ旅日記
【ガーナズオ村 前田家旅日記⑨】 \お守り代わりに購入したマラリア治療薬/
北部タマレに行く前に首都アクラの薬局でどうしても買っておかなければいけなかったもの。
それはマラリアの治療薬。
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最新のお薬情報も聞きながら選んでもらったのは
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Coartem 80/480 NOTARTIS
一箱/1人分で1000円弱くらいにだったかな?
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マラリアはハマダラ蚊を媒介として、血液中にウイルスが入り、免疫力が弱っていると肝臓で繁殖して発症する病気です。
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ガーナ人にとっては身近な病気で、風邪のようなもの。ちゃんと薬を飲めば治ります。
でも免疫力の弱い乳幼児などは、命に関わるような病気。
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実は私達外国人にとってはガーナで発症するより日本で発症する方が怖いのです。
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日本の普通のお医者さんは慣れていないので風邪と診断して適切な治療が受けられないから。
専門の病院でないと検査も受けられません。
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実は大蔵は20年前、日本に帰国後にマラリアを発症して、死にかけました。
お医者さんにもあと半日治療が遅れていたら命が危なかったと言われたそうです。
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本人は日本に帰国したら完全にマラリアの事が頭から抜けて、風邪だと思って過ごしていたそうです。😅
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その時にスピリチュアルな世界の不思議な体験もしたそうですが、その事はまた別の機会にお話ししますね。
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ちなみに、私はガーナに6年住んでいましたが一度もマラリア発症した事はありませんでした。
ガーナに20年以上住んでいる、旅行会社の栃木さんも一度もかかった事がないそうです。
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私達、かかっても気がついていなかった説もありますが。😅
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それでも父の友人も、アフリカから帰国後マラリアで亡くなったこともあり、マラリアの怖さも充分に知っている私と夫。毎回ガーナに行くときはまず治療薬を購入して日本まで持ち帰っていました。
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今回もお守り代わりに購入しましたが、日本に帰国後2週間の潜伏期間も過ぎ、誰もマラリア発症しなかったので感謝です。
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最近、アフリカに行かれる若い方も増えて来ています。
20歳でガーナに留学した私としては、若い時にどんどん冒険してほしいけれど、命あってこそ。
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マラリア流行地域に行かれる方、まずは現地に入国したらマラリア治療薬をゲットして、できれば手荷物で日本まで持ち帰ってくださいね。
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